決まってる
そうだな。住む世界が違うとか男同士とか、んな事で悩む必要なんてなかった
「・・・つまんねぇ話聞かせちまったみてぇだな」
悪かった、一角に詫びをいれる
「全くだ。朽木を助けるっつって無謀にも尸魂界に殴りこみかけたヤツが、んな事ぐらいでウジウジすんなよ」
もしかしなくても俺は一角に励まされたのだろうか?
「さんきゅ・・・一角」
なんだかすっきりした
漸く眠れそうだ
そう思って横になろうとしたら一角に止められた
「お前はここに泊められねぇんだけど?」
「は?んじゃどこ行けっつーんだよ?」
「はーーーいvお待たせvvv」
語尾にハートをつけて現れたのは弓親
その直ぐ後ろには恋次の姿
「んじゃ阿散井。後はよろしく」
「はい。おら、行くぞ一護」
「またね一護」
「へ?」
三人は手際良く俺を追い出し、連れ出そうとする
俺一人が何もわかってない
「なんなんだよ?」
弓親が仕方ないなぁと説明してくれた

「明日、総隊長の相手するの日番谷隊長だけじゃなくウチの副隊長もそうなんだよね。で、更木隊長にとって副隊長は居て当たり前なんだ。明日はそれが居ない→落ち着かない→八つ当たり」
「だから明日は十一番隊全員で隊長の相手ってこった。お前、このままここに居たら間違いなく隊長の相手に指名されるぞ?」
「ぶっ倒れるまで相手させられちゃって、日番谷隊長と仲直り出来ないままになるけど、それで良いワケ?」
それはイヤだ
「お断りします・・・」
丁重に断り、俺は恋次とともに十一番隊を後にした






短い・・・それと、一角さんがこんなに出る予定ではなかったんですが